病弱だった幼い頃のリヒトはベッドでいつもある人を待っていた…。
ある日ウィンナーの街を歩いていたハイネは良い佇まいのカフェを見つける。そこで働いているウェイターはリヒトにそっくりで――!?王室教師ハイネ 第6話「カフェ・ミッター・マイヤーにて」みんなの反応・感想まとめました!
王室教師ハイネ 第6話 「カフェ・ミッター・マイヤーにて」反応・感想
開幕ショタ…ッ!リヒト王子ぃいいいい!!

「どうして父さん、きてくれないの?」

「出来損ないの俺より仕事が大事なの…?」
町でカフェに入ったハイネ

「ごめんください」

「はーーーい!いっらしゃいま~~」

「せ」

「リヒト王子?」

「すみません、先程は人違いを」

「いえ、よく間違えられるんですよ~。普通に考えて王子が給仕をしている訳ないんですが…」
「そうですね」

「えっと、このお店のおすすめは?」

「当店の一番の人気はアインシュペナーですが、個人的にはカプツィーナが好きですね」

「コーヒーにフワっとホイップしたミルクとクリームを加えて…」

「キラッ」

「さらにウチだけのアレンジでカカオの粉とオレンジピールが掛かってまして…」

「キランキランッ」

「そのオレンジの酸味がチョコレートクリームとカラメルを使ったドボシュトルテと相性抜群!」

「キラーン」

「カプツィーナとドボシュトルテをお願いします」

(なんで…?なんで先生がこんな所にっ!!?でもなんとか誤魔化せた…のかなぁ?)

(もし俺が隠れて働いてる、なんてバレたら!!)

「リヒト、遊んでるのウソだった。真面目、カッコ悪い」

「う~わっ、遊んでるフリして真面目とか」
「ダサっ」

「リヒトは真面目」
「リヒトはダサい」
「リヒトはカッコ悪い」

(はぁ~。食事が済めばすぐ帰るかも)

「お待たせしましたぁ~!」

「美味しそうですね。あなたの言う通りにして良かった」

「はむっ」

「ふ~」

(あぁぁ!!!本読み始めちゃった!!長居しそうだなぁ~先生のバカ~!!)
「やっぱり今日のあいつは変だ」
お客同士のトラブルを華麗に解決

「この勝負今日は俺の勝ちってことで」

「先ほどの、お見事でした」

「単にトラブルを処理するだけでなく、このカフェの空気を守ろうとなさって」

「いや、お客様にそんなに褒められたら…」

「いいお店ですね、また来ます」

「またのお越しをお待ちしております」

(本当は来て欲しくないけど。でも隠し通せて良かった!)

(ん…?なんだこれ?)

(リヒト王子へ。帰ったら私の部屋までいらして下さい)
ハイネが仲介する前にリヒトのバイトが国王にバレてしまう…

「お前は王族の自覚が無さ過ぎる。万が一の事があれば王家の問題になるんだぞ。リヒト…」

「覚えているかな…。子供の頃、病弱だった俺にアンタは全然会いに来なかった」

「国王になる期待のできない第5王子なんてどうでもよかったんでしょ?」

「今更親父ヅラして、守ってやる事ができない!?」

「本当は、王家の面目が一番大事なくせに!!!」

「今も昔も俺のこと何も変わろうとしないくせに!!」

「リヒト、落ち着きなさい。話を…」

「もういい!もう知らない!!」
飛び出して町へ

「お待ちください!」

「父さん!?先生!」

「ひとまずお戻りください、冷静にお話しましょう」

「嫌だね!仕事に戻るんだからどいてよ!」

「お前がそこまで言うのなら、私にも考えがある」

「私は息子がこちらで働く気持ちを理解できずにいます」

「だから私も働いて、本当に息子の気持ちを理解したいのです!」

「ちょっと何考えてんの!?」

「無茶を言ってはいけませんよ、オーナーさんもお困りでしょうっ?」

(しゅ~ん)

「っ!…分かりました。」

「閉店までの5時間、働いてもらいましょう」

「お父さんの指導頼むな」

「ほら呼んでる。オーダーとってみて」
「うん」

(早く失敗して帰ってくれたら…!!)

「失礼致します、お待たせ致しました」

「どんな御用も何なりと私めにお申し付けください」

「うひょ~~っっ!!」

「かっこいい~」
「すみません、オーダーお願いします!」
「アナタお名前は?」
「よかったらうちの娘の婿に!」
「うちの孫になってくれませんか!?」

「すごいよお父さん!仕事も完璧だし、あっという間に店の人気者に!!」

(負けた…。)

(知らなかった。父さんがこんなになんでもできる人だったなんて…)

(国王としていろんな仕事をしてきてるから、さらっと何でもこなせるのか?)

(父さんみたいな人になりたくないってそう思ってたのに)

「リヒト、色々とすまなかった」
「え?」

「私が勝手に店で働いたことも、今まで辛い思いをさせた事も」

「もしお前が外で大怪我でもしてしまったら…」

「働いていることがスキャンダルとして知られてしまったら、王位継承にも不利になってしまう」

「面目とか王家の事とか関係なく」

「もう無理強いはしない。働くか辞めるかは、お前の好きにしなさい」

「父さん…子供が優先できないのも当然だよね、国のため国民のために…」

「国のため」

「そして何よりも大事なお前たちのためだ」

「リヒト王子って普通のこどもですよね」

「!!!」

「そんな無理しておちゃらけなくても。本当は真面目なのに」

「やだ!見ないで!!そんな生暖かい目で俺を見ないで~!!」

「リッチー!」
「はぁい!」

「…先生」

「ありがとう」

「叩けばホコリなんていくらでも出てくる。」

「さて、どなたから潰して参りましょう?」
twiterで反応が多かったシーンTOP3
3位「は~いリヒャルト~」

「今日働いてるって聞いて来ちゃった~」

「いっぱいお喋りしましょ!」
リヒト目当ての巨乳美女が登場
2位「お待たせ。どうだろう?おかしくないだろうか?」

国王がウェイター服を着て登場…何してるんですかっ何してるんですか!!
1位「少しの間、私をこちらで働かせてくれないだろうか?」

国王がカフェで働くことに…このカフェどこに行けばいいですかね…
管理人の一言
陛下も王子たちもいい子ですな…崩れるのは外部要因なのかな…
この記事へのコメント
801な名無しさん 2017年05月21日 11:06:24
ちらっと|д゚)チラッっとのぞく先生Love ❤