

王室教師ハイネ 第9話 「過去の代償」反応・感想
本日5/31(水)22:30から 「王室教師ハイネ」第9話 放送開始です! #王室教師ハイネ #at_x pic.twitter.com/Br6uR3XOKz
— AT-X (@ATX_PR) 2017年5月31日
カイ王子少しづつ成長中
「本日の授業、お疲れ様でした」
「そういえば、近頃は王宮の皆様とお話できていますか?」
「うん、たまに。少しだけと、天気のこととか、色々」
「ほう。それは大進歩ですね」
「先生とみんなのおかげ。ありがとう」
「カイ王子、ハイネ先生、陛下がお呼びです」
「陛下、ブルーノ王子もいらっしゃいましたか。本日はどのような?」
「我が国の王子には王室教師による教育の他に、15歳から軍学校に通う習わしがあった。1年前までは」
「1年前?」
「貴殿には知っておいてもらった方がいいと思ってね」
「今朝発売されたゴシップ誌だ」
「王室禁断のタブーに迫る。第2王子暴力事件の真実」
「一年前、軍学校に在籍していたカイ王子とブルーノ王子は王族の立場を利用し軍学校を支配していた」
「だがそんな悪夢は…」
「重傷を負った生徒Rが発見されたことにより終止符が打たれた」
「カイ王子はその場で取り押さえられ、彼の暴力性は世間に広く知られる事となる」
「暴力事件としてカイ王子は停学、ブルーノ王子は休学」
「被害者のRはなぜか退学の処分を受け、彼は今も国家権力の圧力に苦しんでいる」
「師匠!その記事はデタラメです!」
「分かっております」
「いっその事、新聞社ごと潰してしまえたら!」
「ブルーノ。我が国民の言論と思想は自由だ」
「俺が、暴力をふるったことだけは、事実」
「兄さん!そんな言い方やめてくれ!あれは僕のために」
「そのお話、詳しくお聞きしてよろしいですか?」
「あの時、俺は、2年生だった」
「俺は目つき、怖いから、誰も近寄らなくて寂しかったけど、何も起きずに通学していた。でもブルーノは…」
「兄さん、迎えの馬車来てる。帰ろう」
「どうかしたの?」
「剣術の訓練で相手の剣が思いっきり入って」
「今回はたまたまだ。相手も謝ってくれたし。行こう」
(その翌週も)
「そのアザ」
「いや、剣の間合いが悪かっただけだよ」
「ブルーノ、なにか困ってることある?」
「何もないよ。心配性だな兄さんは」
イジメ、ダメ、ゼッタイ
(そんなことが何回かあったある日)
「ブルーノ遅い。どうしたんだろう?」
「あいつ、いつまで王子様に構う気だ?」
「まだまだやり足りないってさ」
「うわ、マジかよ」
「!」
「まだまだ訓練が足りないだろ!?」
「ぐあっ」
「俺が王族様を鍛え直してやるよ!」
「やめろ…よくも」
「よくもブルーノを!!!」
「何だテメェ!」
「やめてくれ兄さん!そんなことをしたら兄さんが!自分は大丈夫だからっ」
「結局、俺も相手も大怪我して、相手は退学。俺は停学処分で決着が付いた。その後入学するはずだったレオンハルトとリヒトの入学も見送られ、ブルーノも停学に…」
「そうでしたか」
「これは、全部、俺の責任」
「そんな言い方は!」
「俺、フックスと会ってみる」
「え!?」
「あの記事、ほとんど嘘。でもフックスにも取材はしてると思う」
「だから嘘の部分についてフックスに訂正してもらえるよう、お願いしてみる」
「どんな人とでも、話し合うことは必要。国王を目指す人間として。先生、どう思う?」
「大丈夫ですか?彼に暴力や侮辱の言葉を浴びせられるかもしれません」
「大丈夫。俺は二度と、手を出したりしない」
「いいでしょう。私も仲介役としてお供いたします」
「ブルーノ王子はこちらでお待ちください」
「でしたら念のため護衛を」
「お待たせ致しましたー!この俺、マクシミリアンとぉ~っ」
「このルートヴィヒが!」
「ハイネ先生とカイ王子を必ずお守り致しまぁ~す!」
「今日はやたらテンション高いんですね」
いざ、フックス邸に
「こちらがフックスくんのお屋敷ですね」
「カイ王子、私とルートヴィヒ君で話し合いの場が持てるか交渉して参ります」
「うん」
「突然失礼ですが、あなたがフックスさんですか?」
「はい」
「我々は王宮の者で」
「カイ王子が貴方とお話がしたいといらしています」
「もちろんあなたを責めるためではありません。最近出た新聞記事のことでお願いが。どうかお話だけでも」
「そうぞ。あの事件のことなら、こっちにも非が」
「ありがとうございます」
「では私が王子を呼んで参ります」
(何だ。ブルーノ王子に酷い事をした悪ガキと聞いてたが、すっかり反省してるみてぇじゃねえか)
(良かった、これを使わずに済んで…)
「!!」
「あれ?先輩は何処へ行っちゃったんですか?」
「あの人なら先に家の中へ通したけど」
「久しぶり、カイ王子」
「さ、中へどうぞ」
「今はただ恥ずかしい限りだよ。許してくれとは言わない。ただ」
「本当に申し訳なかった。すまない」
「俺も、僕力をふるったのは良くなかった。ごめん」
「これ、知ってる?」
「さっきそちらの先生から」
「昨日の新聞です。事件のことが載っています」
「なんだこれ!デタラメだらけじゃないか!」
「そういえば先週、記者が訪ねてきた。断ったけどまさかこんなふうに書かれるなんて」
「俺は、この記事を訂正させたい。本当のことを伝えるために、協力して欲しい」
「ああ、わかった」
デスヨネー。という展開
「俺でよければ喜んで協力させてもらうよ。カイ王子」
「カイ王子!!」
「!!」
「動くな!ちょっとでも動いたら大事な王子様を失う事になるぜ!」
「全員地下へぶち込め!武器を持っていたら取り上げろ!」
「利用価値のあるものは傷つけない命令だが、恐怖に震える姿ならいい写真になりそうだ」
「カイ王子!!」
「ちっ!澄ました顔しやがって」
「じゃあこっちはどうだ」
「やめろ!」
「この先生が傷つくのはそんなに嫌か?」
「なら尚更やってやるしかねぇな!」
「やめろっ…」
「やめろと言ってるんだ――!!!」
「カイ王子!!」
「っ!」
「――先生と、約束した。もう暴力は振るわない」
「俺のために。みんなのために…」
「じゃあ俺がいたぶってやるよ!!」
「!」
「手錠!?いつの間に!」
「こんなおもちゃ、少し時間があれば開錠に造作もありませんよ」
「離せこのっ!」
「どうやら教育的指導が必要なようです。授業を始めましょう」
「ヒッ!このぉ!!」
「教鞭は、そんな野蛮に使っていいものではありません」
「お前、何者…」
「私は王室教師ハイネ」
「教育的指導です」
「は、はああ…!?」
「カイ王子が必死に拳を抑えてくださった手前、私も正当防衛以上の力を使うわけには参りません」
「王子に感謝しなさい」
「ローゼンベルク伯爵」
「私、あなたの過去について聞きたいことがありまして。少しお話しませんか?私と」
王室教師ハイネ 第9話 twiterで反応が多かったシーンTOP3
3位「マクシミリアンくん、王子を頼みます」
ハイネが巨大な丸太で無双するシーン
2位「イエ~イ!」
「ウニョー」
「二へー」
変顔で写真に写りまくるハイネたち
1位「ありがとう…」
カイ王子の狂気の笑み…Oh…
管理人の一言
いじめられてもこんなに真っ直ぐとかどんだけいい子たちなのん…
4王子の反動で、第1王子がどんな人か気になります…
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