

刀剣乱舞-花丸- 第11話「沖田譲りの、冴えた一撃」
「用があるなら入ってこい」
「泣く子も黙る新撰組局長・近藤勇の豪気な剣…にしては大したことないのう」
「お前も銃の練習したらどうじゃ」
「俺は近藤勇の男らしい正面突破の剣術しか知らん!」
「おいおい。男らしいといえば坂本龍馬じゃ」
「坂本は豪放磊落じゃ!」
「近藤は徳良寛大!」
「秋も終わり冬へ。寂寥感が漂っているね」
「そうかな?」
「浦島は夏が好きだと思っていたが冬も好きなのか?」
「そうじゃないよ蜂須賀兄ちゃん。本丸に長曽祢兄ちゃんが来たからな」
「兄弟が集まって俺嬉しいんだ」
「不愉快だ。
あんな奴は兄でもなんでもない。虎徹を名乗る偽物だ」
「贋作とは…仲良くなれるものか」
「俺は関係ないと思うけどなー真作とか贋作とか」
「お前達に主から出陣の命が下された」
「池田屋に潜入した、でしょ」
「隊長は大和守安定」
「大和守に主からだ」
「どうした?」
「急に緊張してきちゃって…」
「ならば主からこれを預かってきている」
「緊張がほぐれたようだな」
「これも主の気遣いだな」
「加州。ちょっといいか?」
「何」
「主は大和守に期待している。しかし俺は正直心配なんだ。あいつは沖田総司に強く心酔している」
「それは」
「昔の事でしょう。今俺達を使ってくれてるのは沖田総司じゃない」
「主だよ。それは安定もわかってる。心も強くなってる」
「これ覚えてる?」
「それ俺があげたやつ」
「もう二度とあんな勝手で不様な戦いはしない」
「それしていくの?」
「戒めだよ」
「まだ時間あるよね。ちょっといい?」
「?」
「花が咲いてます!」
「万葉桜かと思っていたのだが、それもわからなくなった」
「それ…短冊。どうして?」
「また池田屋に行く日が来る。その時に見せようと思ってさ」
「まだあの夢見る?」
「うん…たまにね。僕は主の為に、この本丸のために戦う」
「僕の目を見て」
「もうそれは必要ないね」
「じゃあお守りは空っぽ?」
「これがあるから大丈夫。綺麗だからね。気に入ってんだ」
「お前達にできることは笑顔で帰還することだ」
「うむ。花丸で頼む」
「折れるのは、許さない」
「ああ」
「よーし!宴会の準備だ!」
「それでは僕達は池田屋、行ってきます!」
「作戦通り二手に分かれよう」
「本気出しちゃおっかな!」
「清光と稽古した三段突き、お見舞いするよ!」
「首落ちて死ね!」
「お前が大将か…」
「国広!」
「二刀」
「開眼!」
「これが本気だ」
「助かった」
「お互い様じゃ」
「新撰組が来ます、屋根に登りましょう」
「沖田譲りの冴えた一撃!」
「おいお前」
「そのこしらえ、なかなかの業物に見える。その刀、今使わないでいつ使う?」
「あ…待って!」
「沖田君!」
(沖田君…ッ!!!)
刀剣乱舞-花丸- 第11話twiterで反応が多かったシーンTOP3
3位「主からこれを預かってきている」
冬近くに咲く桜、見送る皆。
2位「よーし!宴会の準備だ!」
アイテムかと思いきやびっくり箱www
1位「沖田君…っ!!!」
沖田くんに出会ってしまった…
@yu5zu1ha
これ、会ったのが安定くんでよかったんじゃ…。羽織着てるから、隊士に間違われたわけだし。清光くんだと洋装だし… #touken_hanamaru
管理人の一言
ここで終わりかぁあああああ!!安定くんっそれは駄目だぁ!!
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