

エルドライブ 第3話「万引き犯を追え!」反応・感想
「物を運ぶ手筈は?」
「ご苦労だったな。」
「今日君を呼んだのは、他でもない。どら御所が太陽系に向かう密航船の中にあった死体とともにこれを発見した。」
「このマークは」
「よ~し終わり!」
「あのエルドライブで支給されるのってバッジと手錠と今度もらえる制服だけですか?
ピストルとか警棒とか。」
「そんなもの、配るだけ無駄じゃよ。宇宙の犯罪者たちは地球の科学にはまだない概念で戦ってくる。
もっとパワフルな生命の神秘でな。その力の片鱗を採用試験のときに発揮したからおぬしらははれてエルドライブに入れたんじゃい。」
「その生命の神秘ってなんなんですか?」
「体臭じゃよ。正式名称はSPH。スペースフェロモンの略じゃ。」
「ドル―の出したあの技は匂いなんですか?」
「SPHは地球人には感知できん匂いなんじゃ。」
「ってことは、この前脱走犯の時に其方が出したあれは、其方美鈴の匂い?」
「勝手に変な想像しないでください。」
「お前のは右上の赤いカプセルのキットじゃ。」
「其方、病気なの?」
「違います。環境適応用の薬です。」
「パンツちらちら、宙太どきどき」
「何言ってんだ、パンツなんか!」
「変態!」
「パス!」
(最近宙太、少し積極的になった。いろんな人に褒められて自信がついたな。)
「そ、そうかな」
「万引き!泥棒!誰か捕まえて!」
「待てー!」
「ドル―、あのマントごとなみぬいだ」
「なみぬい!」
「あー!」
「おばさん!?ミミおばさん!?しっかりして!みみおばさん!」
「また僕のせいだ。やっぱり僕は何もしない方がいいんだ。」
「宙太?」
「ドル―?その体」
「宙太が自分を否定しているとドル―の存在も否定されて体が薄くなる」
「SPHを力を地球上の日常生活において使うのはエルドライブの規則に反します。地球上にない力とはそれほど危険なのです」
「もうよくわかったよ。」
「いいえ、三割ほどしかわかっておりません。今回のことは対処しておきました。ですが、次は処罰の対象となります。」
「やめようかな、エルドライブ」
「差し入れ?まだ面会時間だから病室に持って行って大丈夫よ。」
「いえ、これだけ渡してもらえれば。」
「宙太?来てくれたの-!?」
「まさか、老朽化で店の柱が倒れてくるなんてね。」
(記憶が塗り替えられてる)
「けがをするのは、おばさんじゃなくて僕ならよかったんだ」
「何言ってるの?宙太!」
「え?だって、おばさんは仕事あるし」
「あんたが怪我したらおいしいマフィンなんて作れないわよ!宙太が毎日すくすく育って、元気に帰ってきてくれて、
やっとおばさん頑張れるんだから!宙太が元気なことがおばさんの元気なの!」
「ご、ごめんなさい。」
「すごい、私、自分の言葉にもらい泣きしちゃう」
「おばさん」
「でも最近宙太明るくなったような気がして、嬉しかったんだよ。」
(うん、僕、おばさんにあんなに大事にされてるんだ。もっとしっかりしなきゃ。僕がおばさんとおばさんのマフィンを守れるくらいに)
「ドル―じんわり濃くなってきた」
「出勤時間です。」
「とは言っても今お前たちのレベルで対処できる仕事はないなぁ。学校の勉強でもしてろ」
一人で万引き犯を見つけようとする宙太
SPH検査室で万引き犯の検索をしてもらったら…
「レイン署長!僕の近所の万引き犯が宇宙人で殺人犯だったんです。」
「あの、僕にもやらせてもらえないでしょうか。」
「なぜそこまでしたい?」
「それは、今のままじゃおばさんが」
(宙太、私情をはさんではいけないと言われた!)
「そうだった、えっと、危険な犯人が野放しになっていると、普通に生活している人が安心して暮らせなくなりまして、
罪のない人たちが巻き込まれるのは、カレーライスのご飯がぐちゃぐちゃに炊けちゃったくらいの悲劇です!」
「カレーって」
「あははは」
「いいだろう、捕まえてこい!」
「あなたはここで待機していてください。もしくは休んでいて結構です。」
「なにー!」
「宙太!ガムの匂いがする!あっちの茂みの方だ!」
「エルドライブだ。ガームッシュ星人、観念して出てこい!でも、こんなところにトラックなんて」
「来やがったな、エルドライブ!」
「ってことは、このちっこいのが犯人の宇宙人?」
「オラオラ、どうしたエルドライブ」
「なんだ、これ!?」
「それはSPHです。SPHには通常の物理攻撃は通用しません。」
「あーーーー!」
「SPH。其方の分泌物」
「表現が不愉快です。」
「宙太、犯人がいないぞ!」
「馬鹿め!油断したな」
「ざまぁみろ!このままこいつの息の根を止めてやる!」
「どうすればいいんだ?」
「宙太!みみの服にガムがついて取れなくなった時のことを覚えているか?」
「できるのか?」
「同じイメージを持っていればできる!」
「スペースフェロモン、強力ガムはがし!」
「助けてもらったことには感謝します。でもあなたを認めたわけじゃありません。」
「なんだよそれ」
「うっ」
「いいにおいだ」
「あ!?近!」
「借りは返しましたよ。もう助けてやったとか恩を売らないでくださいね。」
「そんなことするか!」
「二人とも、あれを見るっちゅ!」
「これは」
「あのマークはやはり」
「あぁ、やつらに殺されたな。見せしめとして。この銀河で暴虐な限りを尽くす、巨大犯罪組織、デミル」
「デミル?」
「かつて二万光年向こうにあった地球に似た青い星もやつらのせいでこうなった」
「そんなやばいのが地球に?」
「お、いっちょ前に見えるぜ!」
「なかなか似合ってるじゃない!」
「よ~し、宙太の入社式やるぞ!」
「ヨウヨウサー!」
「標的は銀河太陽系惑星、青い星にある」
「城堀中学校で~す!ね、課長!」
「あぁ、やつに会うのが楽しみだ」
@KINGSILVIA15
事件は解決したが犯罪組織と立ち向かうことになりそうだな、エルドライブの入社式(正式)に行い制服も着用したからしっかりしてるようだけどwwwwwww
エルドライブ 第3話 twiterで反応が多かったシーンTOP3
3位「あのマークはやはり」
2位「其方の分泌物」
1位「パンツちらちら、宙太どきどき」
管理人の一言
宇宙人っていろんなタイプが居るんだな…
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