TOP > 昭和元禄落語心中-助六再び篇- > 【昭和元禄落語心中～助六再び篇～ 第7話】悲しすぎる過去…
太郎は先代助六の映像フィルムを求めて樋口、松田とともに四国へ…そこで過去の真実を知る…昭和元禄落語心中～助六再び篇～ 第7話反応・感想まとめました！
昭和元禄落語心中～助六再び篇～ 第7話 反応・感想
引退する…だと！？
「……けど、そんな話をしていたら八雲師匠が“落語は引退する”なんて言い始めて……あたしゃそんなの悲しくて、やり切れませんよ」
「怒られんのはあたしなんだよ」
「一服でいいんだよ。おい寄越しな。ん？――ご相伴どうも」
「……倒れたときにね、“これでもう落語をしなくて済む”って思っちまったんだ。
目覚めてからも落語をしてェなんざちいとも思わねえ。
思い通り喋れねぇなんざ獄の窯ん中さね。」
「――もしかしたらあたしは、ずっと恐れていた日が遂に来ちまったんじゃねぇかって。
手前の落語に満足しちまう日がさ。お前のおとっつぁんみたいに、あたしの生涯でそんなこと一時でも考えたことはなかった。あたしの中から落語が無くなる。そうなったらあたしなんざもぬけの殻だ……」
「先生、さっきの“ユリエさん”て？」
「みよ吉さんのことですよ」
「僕は以前、この街で彼女に会ってるんです。彼女はこの街で生まれて二十歳前後までここで暮らしていました。亀屋旅館で女中をされてて、満州に上がられたのはそのあとなのかな」
『あら、坊ちゃんね？ ごきげんよう。こっちいらっしゃいな』
「だからもしかして、八雲師匠のことを知りたくなるのも、みよ吉さんのことを知りたいからかもしれません」
「与太さん、八雲師匠から……何か、ここで起こったことを聞いてるんですかい？」
「おう、一回だけな。全部自分のせいだって頑なに言ってた」
「やっぱりだ。あの人は全部おひとりで墓場まで持っていく気です。うっ、うっ……すべてお嬢さんのためにされてるんですよ」
「……じゃあ、おいらが聞いたあの話は、師匠の作り話だったってわけかい」
「誰も、悪くなんかないんです。皆さんお可哀そうで……」
「なんでもねぇよっ……ぐすっ」
「でっけェのにすぐ泣いて、しょうがない大人だね」
昭和元禄落語心中～助六再び篇～ 第7話 twiterで反応が多かったシーンＴＯＰ３
３位「「坊ちゃん？」」
四国に到着して
２位「あまりのことでお嬢さんは気を失われちまいました。こんなこと子供が一人で抱えられるわけがねェ。ショックのせいか、そのときのお嬢さんの記憶も曖昧なようでしたから、八雲師匠はご自分のせいだと言い聞かせて育てられたんです」
真実が明かされて
１位「いきなりなんだい。煙草危ねェだろ。何があったのか言ってみな」
四国から家に帰ってきて
管理人の一言
コレが真実なのか…悲しいなぁ…
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