TOP > 昭和元禄落語心中-助六再び篇- > 【昭和元禄落語心中～助六再び篇～ 第10話 】八雲師匠と小夏さんの和解…
一人高座に上がっていた八雲が大やけどを負ってしまう。落語の未来に暗雲が立ちこめるが、人さえいればなんとかなるのも落語、悲しいことばかりではなかった…昭和元禄落語心中～助六再び篇～ 第10話 みんなの反応・感想まとめました
昭和元禄落語心中～助六再び篇～ 第10話 反応・感想
火事の原因は不明
「私はいつものように高座の支度をして、そこにお一人で座ってらしたんです。出ようと思ったら声が聞こえてまいりました。落語をされていたと思うんですが、その声がなんだかこの世のものじゃないみたいで、無性に怖くなって…逃げるように、出てしまったんです…」
「その演目は、もしかして…」
「先生！余計な詮索はおやめやす。そういうのこっちでは野暮ていうんやて僕にかてわかるわ。高座の上のことは芸人にしかわからしまへん」
春の匂い
「匂いがする…良い匂い」
「テレビにいくら出たって好きな落語なんざやらせてもらえねぇしな。
落語やらせてもらえんなら、俺ぁどこだって飛んでくぜぇ。なあ先生、新作ってまだ作ってんの？」
「なんと、遂に新作に興味を示してくれるのかい！？初めてのことですなぁ」
「遂に新作に取り掛かってくれる気になったんですか」
「いや、やらねぇな。師匠の目の黒いうちは絶対にやらねぇ。おいら、師匠に嫌われたくねぇんだ」
「痛む？」
「痛みは無いよ。さっき、ひとっ風呂浴びたら包帯を湿らしちまったんだ」
「あんたも死にゃあ良かったね」
「お前さん抱ぇて死んでる暇なんかあるかい」
「じゃあ、あたしがいなけりゃ、そんなに苦しまなかった……？」
「お前さんのおかげで後悔してる暇なんざなかったよ。子供ってのァ本当に毎日毎日忙しなくって、いくら眺めてたって飽きねんだ」
「なぁ小夏。なんて顔してんんだい。そんな目で見ないどくれ」
「どうしたんだい。今日はやけに甘えるじゃねぇか」
「あたしのこと、見捨てないで育ててくれてありがとう」
「だって…じいじがお花見したいって言ってたもん」
「信乃助、もっとやんな。たくさん見しとくれ」
「ねえ、お願いがあるんだけど」
「なんだい」
「弟子にしてください」
「ははははっ、寝転がりながら言うやつがありますか」
「いいよね？」
「はい」
「遅かったね。待ちくたびれたぜ。」
twiterで反応が多かったシーンＴＯＰ３
３位「八雲馬鹿には分からねぇ感情だよ。あのさ、お団子早く開けて。まだ温かいんだろ？」
夫婦だよなぁ、いいわぁ～
２位「…まだわかんないのかい？この与太郎は。面倒だからすっぱり言うよ。……赤ん坊、出来たの」
二人目ぇぇええええ！！おめでとぉおおおおお
１位「ようこそ冥途へ。さ、行くぜ」
助六が迎えに…来ないでください！！！！
管理人の一言
いや、まぁ、お年ですから仕方ないけどもまだ逝かないで；；；
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