Fate/Apocrypha 第8話 「開戦の狼煙」

激突する両陣営

「我が弓と矢を持って、アポロンとアルテミスの加護を願い奉らん。この災厄を捧がん。ポイボス・カタストロフェ」 「でいやぁああ」 「これで露払いは終わったぞ。交代だライダー」 「さあ開戦だ。赤のライダー、いざ先陣を切らせていただこう」 「貴様らなどが相手になるかよ」 「ふふふ、来たか」 「黒のランサー・ヴラド三世とお見受けする」 「おお、余を真名で呼ぶ貴様は赤のランサーか」 「そうだ。訳あってお前を討つ。悪く思うな」 「いやいや、悪く思う必要はない。お前たちは余を殺さねばならず、余はお前たちを殺さねばならない」 「降伏するか？」 「冗談にもならぬ言葉を吐くな赤のランサーよ。聖杯にかける望みがある以上降伏はない」 「ましてその神槍、その甲冑、そしてその炎、魔力供給はいつまで続く？降伏すべきは君たちではないかね？もっとも侵略者である君たちに容赦はしないが」 「その首いただいた」 「！」 「そう、それが君の欠点です」 「うわ」

師弟

「あなたの母、海の女神テティスはあなたに神の不死を与えようとその身を神聖なる炎で炙りました。ですがあなたの父ペレウスはあなたの人間としての側面を残そうとし、その踵だけは炎で炙らなかったのです」 「覚えておきなさい。あなたは神と同じ不死を持つ限りなく神に近い英雄。ですが踵だけは」 （定命の存在なのだということ） 「見捨ててはおけなかった。せめて1人だけでも助けたい」 「逃げたんじゃなかったのか？戦いに投入され消費される。それが私たちホムンクルスだ。我々はここで戦うために生まれたのだ」 「だが死ぬためだけに生まれてきたわけじゃないだろ」 「俺は自由になった。だからみんなも自由になってもらいたい。アストルフォやジークフリートが俺に与えてくれたように。頼む、そのために手を貸してくれないか？」 「もしも、私の計画が神に背くものであれば私はこの戦場で必ずや討ち果たされるでしょう。もしそうなら粛々と死を受け入れましょう。神は私を許さなかった…と。それはそれで致し方のないことです。」 「ですがもし、もし何もかもが上手くいくのであれば、それは神が俺の全ての行いを許されるということだ。全ての人間を慈しみ、そして癒すためにも、あの大聖杯を欲するという俺の願いが正しいということだ。」 「それさえ分かれば、もう何も迷うことはない」 「スパルタクス、君のマスターは僕だ分かるな」 「どうやら君の力無しでは私は存在できないらしい。許し難い隷属だ」 「なら僕を殺すかね？」 「行け、バーサーカーよ」

Fate/Apocrypha 第8話　反応の多かったセリフランキング

2位「私の相手はあなたのようですね。フランケンシュタイン」

「人が理想を追い求めて造った悲しき獣。君はある意味で転換点であり目指すべき中途の存在だ」 「私はあなたをよく知っている。よく理解している。どうです？スパルタクスの代わりにこちら側に来る気はありませんか？」 シロウとフランケンシュタインが対峙

3位「アキレウス、これから私が話すことをよく覚えておきなさい」

「はい、先生」 回想シーン

1位「ちくしょー、もう始まっちまってるぜマスター」

「見りゃ分かる」 「それよりお前、本当に騎乗スキル持ってんだろうな？」 「おうとも、この俺に乗りこなせない馬はねえ。円卓の騎士なめんなよ」 遅刻してやってきたモードレッド

管理人の一言

来週はジークくんがジークフリートになったりするのかな？